言葉

□ 信
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愛してる
イルカ…
嘘じゃないよ
永遠に
俺の傍に居て…

カカシさんって、呼んで
キスをさせて
唇に、何度も…
健気で真面目な貴方に
恋をしてる

醒めない夢で良い
しっかりと抱きしめて
好きだって、囁く
背中を優しく撫でて
そっと…髪紐を解く…

溜息をふさぎ込むと
小さく震えた
爪が俺の腕に食い込む
抵抗するフリしないで
吐息で応えて…

泣きそうな瞳と
似合わない強がり
濡れた頬の侭
熱っぽく見上げてられて
脳が麻痺する

恥ずかしそうに
左手で口を
塞いだ…
平気、です…って
頬を染めて

瞼に唇を寄せて
耳元で名前を呼べば
無意識なのか
目尻に雫…
もう…限界…


止めてって言いながら…
揺れる髪…
呼ぶ声は…甘い…

乱暴に動いて
理性が途切れ
るみたいに
冷酷なまでに穿ち続けると
狼狽しながら抱き着いて来た

私もカカシさん
を愛して、ます…から、し
ん…じて…下さい…


「愛してる…イルカ」

深く深く突き上げて
その奥に残せば
イルカの爪が、また…肌に立てられた…


〜Fin〜

  

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