優夢

□イチャイチャしたい。 3
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「………」
「あ、あの…カカシさん?」
「掻き…出し、たの?」
「え…いぇ、そうしようと思って…」

カカシがジーっとイルカを見た侭
完全に固まっている…

「イルカ…が…自分で?」
「え…はい…」
「指…使って?」
「あ、あの…カカシ、さん…っ!?」

バッと、上着や額宛てを外して
イソイソと下も脱ぎ出した

「カカシさん!?///」
「言ったでしょ…帰ったら、イチャイチャしよーって」
「えっ!?此処で!?」

慌てて逃げようとするが
やはり…中から伝う感触がそれを許してくれない…

「っ……ぅ」
「イルカ…嫌?」

不安そうなカカシに数回首を振ると
すぐにカカシに抱きしめられる

「ん…カ、カシ…さ」
「可愛い…」
「ちょ…あん、待って…ま…っ」
「イルカ…駄目?」
「な…に、が…?」
「もう挿入ちゃ駄目?」
「っっ!?///」

まだ何も慣らされていないのに
間近で見るカカシの顔は、恐ろしい位に美しい…

「や…無理、でしょ?」
「んー……っ」
「ふぁっ」
「あ…大丈夫っぽい…」
「んぁ…ぁ…あっ」

グググ…と、奥まで挿入いってくる感触…
先の精液が残っているせいなのか
動かれると直ぐに音が聞こえた…

「イルカ…」
「ん、んっ…カ、カシ…さ…カカシ、さん…」
「寒くない?」
「ぁ…ん、熱…い、です…カカシ、さんの…」
「あ…うん、そう…だよね」

下から突き上げると
慣れが早いのか、素質が有るのか
甘い声を上げられた…

「イルカ…イルカ」
「やっ、あっ…駄目、です…
 そんな…しない、で…」
「ん…ごめん…無理っ」
「ひぁっ、あっあぁっ!!」

イルカの尻を掴み
揺さ振りながら中に射精する
イルカの精液も、カカシの胸元に飛んだ…

「はっ…イルカ…」
「ん、ん…」
「…俺…何か、獣みたい…」
「カカシさ、ん?」

イルカの中から抜き出して
その頬を撫でる

「第一印象は、可愛い」
「………ぇ?」
「次は付き合いたい」
「………」
「イチャイチャしたい」
「………」
「俺だけに、なって欲しい」

カカシの本音に
胸が切ない

「俺は、隙間無いくらいに
 イルカでいっぱいだから」
「そんなの…俺だって…」
「んーん…こんなのね、感覚的な問題だから」

解っていて…告げる
自分だけのモノになって
自分だけに欲情して
自分だけを愛して

カカシの言葉に俯き

「立って下さい…」
「イルカ?」
「良いから…立って…」
「う…ん」

壁に背を付けて立ち上がると
イルカが見上げてくる…

「カカシさん…」
「ん?」
「俺が何をしても…
 拒まないで下さい」
「イルカ?」
「貴方…言葉だけじゃ、信じてくれないから…」
「っ!?」

ビクン、と、カカシの膝が震えた…

イルカの手が、カカシのをそっと掴む…
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