甘夢
□セラミックガール 3
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『朝が来ても
イルカ先生が腕の中に居たら
幸せだって実感できる気がする』
初めて…告白された時
カカシはそう言った…
それを、頭の中で思い出していた…
『でも、俺…人を好きになる気持ちって
良く、解らないんですよ?
時間の無駄じゃないですか?』
『う〜ん…ま、大丈夫でしょ
イルカ先生は俺を好きになるよ』
『…何処からそんな自信が…』
『あぁ、言い方悪かったね
俺を好きにさせるよ』
あの日の…真剣な眼差し…
それが…記憶に焼きついたまま…
そして、これは…
初めて自分から願った事…