短編
□宮田俊哉
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ブーン…プシュー
しばらくしてバスがやってきた
僕はバスに乗って、一番後ろに座った。
すると、朝の登校時間にかぶっていたせいか、学生が二人のってきた
制服を見てみると、僕の住んでる地区で有名な進学校の子一人と、同レベルの他校の子一人。
どちらも女の子
(頭いいんだなぁ)と思っていたら、前者の子は参考書らしきものをみつめだした。
もう一人は携帯をいじっている。
(同じ頭が良いでも違うな………)
とその時、携帯をいじっていた子がキョロキョロしだして、ふと僕の顔をみて吹き出した
(何!!?)
と思っていたら、その子は携帯で電話をかけだした
「もしもし?私〜。そう真美。え、今?バス中〜(笑)てかね、後ろの席に超鼻がデカイ人が座ってんだけど(笑)」
……やっぱりそこか……
自分でも知ってますよ!!