汚したい汚されたいもっともっともっと汚して。
汚い汚して。







別に避けている訳じゃないけど。
何か恥ずかしくて。
上手く話せなくて。
本当はもっと近くに居たいのだけど。
考えてももやもやが晴れなかったから散歩に出た。
…何故かいつもあいつが居る森へ。
もしかしたら。
期待、していたのかもしれない。


「シルヴィア??」


やっぱり、期待、してる。


『ア、アポロじゃない。どうかしたの??』

「別にどうもしないだろ」

『そ…だよね』

「??何だよ元気無いな」

『そ、そんなこと…!!』

「お前最近変だよな」


ぎくり


一番弄られたく無かったことをいとも簡単に切り出された。


「何か避けてるだろ」

『……違う…』

「俺のこと嫌いか??」

『違、う…』

「あの時からだよな」

『違う…!!』

「俺にはヤられたくなかったのか??」

『違う…違う…!!』

「じゃあ何でだよ」

『……云いたくない』

「云わなきゃ分からない」

『分からなくて良い』

「俺には分かる権利があるだろ」

『知らない』

「お前…いい加減にしろ」


アポロはシルヴィアの手を引く。
と、びくりと肩を震わせて立ち尽くすシルヴィア。


「…シルヴィア??」

『――…なして』

「はあ??」

『離して!!』


シルヴィアは掴まれた腕を払い除けるとその手をじっと見つめる。
アポロに掴まれていた手を。


『……ぁっ…』


下から何かが、溢れた気がした。
みるみる顔から血の気が引いていく。


「お前…具合悪いのか??」

『違う…何でもない…』

「嘘吐け。基地戻るぞ」

『駄目っ…!!』


シルヴィアはアポロの腕を掴んで離さない。


『……シて』


ぼそりと呟く声は小さくもはっきりと告げる。


「馬っ…馬鹿かお前…!!こんな外で、出来る訳無いだろ!!」

『……もう濡れた』

「なっ…」


シルヴィアがゆっくりスカートを捲り上げると下着には染みが出来ている。


「何で…こんな…」

『私が避けてた理由分かった??』

「っ…」

『アポロに会うと…感じちゃうから…だから…軽蔑されたくなくて』


シルヴィアは掌をぎゅうと握り締めて俯く。
と、アポロはシルヴィアを強引に立ち上がらせて近くの木に押し付ける。


『痛っ…!!ヤだ、何…』


アポロは無言の儘シルヴィアの下着を脱がすと粘液でべとべとになった其所に硬く尖らせた舌先を這わす。


『ヤ…ヤめて…!!』

「…軽蔑なんかしねえよ」

『え…??』

「俺もって云ったら??」

『嘘…!!ぃ、あっ!!』


再び這わされる舌にぞくりと何かが襲う。
粘液でふやけた蕾に舌を抜き挿ししてやるとシルヴィアは甲高い声を漏らす。
がくがくと足が震え、立っていられなくなりそうになる。


『アポロ…立て…ない…』


そう云うとアポロは舌を抜いてシルヴィアを見上げる。


「実は、さ…俺も大分勃ってんだよな…」

『私…も、駄目かも…』

「イきたい??」

『……うん』

「立ってられないんだろ??だったら此処座れ」


アポロはその場に座ると膝の上に座るよう促す。
シルヴィアは虚ろな意識でアポロに云われるが儘座る。


『こう??』

「ああ」


返事と共に感じる下腹部の異物。


『あっっ……!!!!!』

「これで良いだろ??」

『ゃんっ…ヤだぁ!!』

「嫌じゃないだろ」

『うあ…ぁあ…!!』


アポロの肥大化したそれはシルヴィアの中を掻き乱し確実に感じる部分を突いてくる。
シルヴィアはアポロに凭れ掛かりただ歓喜の声を上げた。
ただ凭れると耳朶を甘噛みされたり耳の中を舌で舐め回されたり、首筋までも舐められた。
それだけでなく胸まで揉まれて兎に角性感帯総てを同時に犯されている気分だった。


『はっ…んあ!!ゃ…めてってば…!!んぅっ…』

「へっ…お前から…誘ったくせに」


ぐぷ、と音を立てて更に奥まで突かれる。
その時点でシルヴィアは限界を迎えかけていた。
が、首筋を噛まれた痛みではっと我に返る。


『や…もう限…界…!!早くイかせてっ…!!』

「我儘…女だ…な…」


水音がやけに響く。
アポロが最奥を突くとシルヴィアは絶叫とも悲鳴とも言える声で果てた。
アポロはシルヴィアの強すぎる締め付けで溜めていた精液を残さず全て吐き出して最後にこう付け足した。


「……愛、し、てるぜ」


気が付いたら基地の自室で寝ていた。
横にはあいつも居た。
恐らく私を此処まで運んで自分も体力が尽きたのだろう。
私は彼に近寄ってそっとキスをした。
多分彼が先に目覚めた時もこうするだろうから。







愛したい愛されたいもっともっともっと愛して。
好き愛して。







2008.07.27.

また性懲りもなく描いてしまいました。
ぐっちゃぐっちゃです。
ただ創作意欲だけが暴走してるんです。
アポシル依存症ですかね??

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