とっても良いことシてみたくない??






(シルヴィア…)


自分で云うのも何だが最近の俺はおかしい。
シルヴィアのことが頭から離れなくて酷い時には一日中あいつのことばかり考えている。


「ったく、どうかしてるよな…馬鹿みてえ…」

『だってあんたが馬鹿だからでしょ??』

「っ…!?シルヴィア!?」


(何でこんな時に現れんだよこのボケ姫が…!!)


シルヴィアは長い金髪を靡かせてアポロの前に現れた。
頬が紅潮しているのと石鹸の匂いが微かにするところからしてどうも風呂上がりらしい。


(やべぇ…何かすっげえ可愛いんだけど)


『??どうかしたの??』

「あ、いや、何でも」

『変なの』


シルヴィアはくすりと笑ってその場を去ろうとした。
しかしアポロがそれを許してはくれなかった。
気が付けば思い切り右手首を引っ張られて倒れながらアポロの腕に抱き締められていた。


『痛っ…ちょっと何??私もう寝たいんだけど…』

「寝かせない」

『はぁ??ふざけないで…』

「ふざけてなんかない」


アポロの余りに真剣な顔と低い声にシルヴィアの身体は強張った。


『っ…な、何するの??』

「めちゃくちゃお前のこと犯したい」

『え、嘘…!?ちょっと待ってよヤだ…んん!!!!』


云い終わらない内に口を塞がれてシルヴィアは思わず侵入してきたアポロの舌を噛んでしまった。
アポロは痛みに顔を歪めるとシルヴィアから唇を離す。


『ぁ…御免!!大丈夫!?私…吃驚しちゃって…ほんと…御免…!!』

「そんな混乱すんなよ…大して血も出てねえよ」

『……ほんとに大丈夫??』


シルヴィアは今にも泣き出しそうな顔でアポロを見つめる。
潤んだ瞳で上目遣いをされてアポロの心臓はどきりと鳴った。


「……じゃあヤらしてくれたら許してやるよ」

『な…!!酷くない!?って言うか、何でいつもそう勝手なの!?』

「嫌なのか??」

『嫌とかじゃなくて…たまには私のことも考えてっ云ってるの!!』

「…じゃあこれからはしねえ。だから今日だけはヤらせてくれねえ??」

『……何か今日はやたら頑固じゃない??』


心底心配そうな顔で覗き込んでくるシルヴィアにもう我慢の限界だった。
アポロはシルヴィアの手を取ると自身がある部分に触れさせた。


『っ!?…アポロ!?』

「何でか分かっただろ」

『え…ヤだ…こんなにおっきくなってる…』


シルヴィアは服の上から軽くそれを撫でる。
と、アポロの身体がびくりと反応しそれは更に質量を増した。


「ちょっ…あんま触んな…」

『…出さなくて良いの??』

「はぁ??」

『……私がシてあげる』


シルヴィアは跪くとアポロのズボンを下ろすとはち切れそうなそれをそっと咥える。


「……うぁっ…」


アポロは必死で声が出ないように堪えるが時折シルヴィアに歯を立てられ抑えきれなくなった快感が漏れ出した。


((案外可愛いんだなぁ…))


荒々しげなアポロの呼吸にシルヴィアの悪戯心が掻き立てられる。
先端に強く吸い付いたり態と水音を立てたりすると、アポロのそれは我慢の限界に達した。


(も…無、理だ……)


その事が頭を掠めた時アポロは溜まり過ぎた欲望を一気にシルヴィアの口内に放った。
シルヴィアの口角からは飲み干せなかった白濁が伝う。
シルヴィアはアポロから顔を引くと荒い呼吸を整える。
その顔は厭に妖艶さが漂っていてアポロはつい見惚れてしまう。


『はぁ……』

「…大…丈夫か??」

『うん…私からしたことだし…ね。気持ち良かった??』

「え、あ、ああ…」

『それなら良いけど。じゃあ、お休み』


と言ってシルヴィアは自室に戻って行った。


(結局俺受けかよ…)


心の中で呟いてアポロはふっと笑う。







「明日は仕返しに気持ち良くしてやらねえとな」








2008.07.26.

はい、裏第二弾っす。
いやぁ気分的に裏が描いてみたくて。
最終的にアポシルじゃなくてシルアポになって自分でも吃驚したりw
前々から描こうかなとは思っていたんです。
思っていたんですが勇気が出せずにダラダラと…。
う〜ん、裏描くのやめた方が良いかなぁ…。
悩む午前零時です。

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