直希の文集。

□中学生時代
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★2000年4月、某私立女子中学校に入学。直希12歳。

隣の席になった子と友達になり、その友達の仲良しグループ(席周辺の子達)の中に入る。

友達が出来て仲良しグループに入ったものの、自分から話し掛ける事は中々出来なかった。“超”がつく程、人見知りが激しいので。

昼食を一緒に取ることは少なかった。一人で飲み物を買いに行き、一人で昼食を取る。昼食自体を抜く事もあった。電車&バス通学で、今までとは違った環境に慣れないせいか、小6に発症した“心身症(主に精神的な事から身体に影響が出てしまう)”の一症状が悪化していたから。昼食を食べれば、辛い腹痛に襲われる事を自分で分かっていた。

朝になると、毎日のようにいつもの腹痛に襲われた。電車やバス内で、汗ばんでいく手と腹痛に我慢しながら通学する事が増えていった。

そして学校を休みがちになった。大体は“週に一度は欠席”というリズムに変わっていた。
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