TROVADOR

□無悪善
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*まえがき*


今回の話は、とある問題集の答えから出来たものです。

昔、京の都に「無悪善」の文字が広まり、けれどただ一人を除いて、読み方がわかる者はいなかった。
その一人こそ、我らが小野篁である。
たった一人読めた事から、暴君と囁かれる嵯峨帝は篁を犯人と決め付けた。
しかし、自分はやっていないと反論する篁。
ならばこの字を読んでみろと、帝が差し出したのは、「子」の字が十二個。
そうして、見事答えを明かした篁は己の無罪を勝ち取ったのでした。


・・・・・・という話に破幻草子要素をつけたしたのがこの話。
そう長くも無い内容に、筆はスラスラと進む。
が、途中で問題発覚。

「あれ?そういえば、神野さんって何帝だったっけ?」
と思い、原作本を手に取ると・・・・・・・・・。




篁の帝=暴君(?)と言われた帝でした!
マズイと思うが既に半分以上書けている。
今更無かった事にしてしまうのはもったいない。

な・の・で!!

今回限り!
本当に今回だけですので、今上帝に悪者になっていただきます。


神野さんが悪役なんて嫌だ。
という方はお戻り下さい。
ですが、篁ならどんなでも上等だ!という勇気のあるお方は、どうぞご観覧下さいませ!!
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