長編 ひまわり(水戸)
□5話
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「洋平くーん!」
一人の女の子が洋平に駆け寄って来た
「あ、晴子ちゃん^^おはよ。」
名無しさんの胸が少しモヤッとした
(誰だろう…)
「おはよ^^あれ?洋平くんこちらの方は??」
洋平は高宮達と同じ説明をした
「そうなんだ。あたしは赤木晴子♪よろしく、名無しさんちゃん^^ほら、藤井ちゃん達も♪」
晴子に続き藤井と松井も挨拶した
「##NAME2##名無しさんです。こちらこそよろしく…^^」
(洋平くん晴子ちゃんと‥仲…良いのかな‥)
「さっ、もう始まるからみんな中に入ろう?」
晴子の声でゾロゾロと中に入った
並びは藤井、松井、晴子、洋平、名無しさん、大楠、高宮、忠
「7番がりょーちん、14番がミッチー、5番がメガネくんで……」
洋平が湘北メンバーの名前を名無しさんに教える
「ねぇねぇ洋平くん!」
「何?晴子ちゃん。あっほんとだ!ハハハッ」
晴子に話し掛けられ楽しそうに話す洋平
それと反対に名無しさんは少しシュンとした
晴子と洋平の楽しそうな姿を見ていられなくなり立ち上がった
「ッハハハ…あれ、名無しさんちゃんどうした?」
「うん…ちょっとノド乾いたから何か飲んでくるね…」
「名無しさんちゃ…」
洋平が名無しさんを呼んだが聞こえないフリをして体育館から出ていった
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