長編 ひまわり(水戸)

□5話
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洋平と名無しさんは練習試合が行われる湘北に到着した


「おー高宮、大楠、忠!」


(狽っ洋平くんみんな呼んじゃったιって普通だけど…緊張する‥)



洋平に呼ばれた三人は洋平の方に顔を向けた



「洋平遅せー……」


三人の視線は名無しさんに集中した


「あ、あのっ##NAME2##名無しさんって言います//陵南高校一年です//」



自己紹介をしてペコッと頭を下げた


「「……」」


三人の反応はナシ



(え‥今の自己紹介変だったかな…)




「お前ら何黙ってんだよ(笑)名無しさんちゃんは…」


「洋平いつの間に彼女作ったんだよ!?」

「それもメチャメチャ可愛いじゃねーか!」

「ミッチーじゃねぇけど洋平のバカ野郎!」


三人は洋平に詰め寄った


「お、おいお前ら//名無しさんちゃんは…//」

(あたしが‥か…彼女//)

洋平と名無しさんは顔が赤くなった


その時



ゴン!ゴン!ゴン!


「何騒いでんだてめーら…天才の集中力が乱れるじゃねーか!…おっ?洋平、この人は誰だ?」


花道は三人に頭突きをくらわせた後洋平に話しかけた


三人が静かになったところで洋平はようやく説明が出来た



「…ほうほう。名無しさんさんは洋平の友達かね。」

花道は名無しさんを見下ろした


「よ、よろしく。」
(本当に髪が真っ赤だ‥)

「なーにをやっとるんだ桜木ぃ!もう練習試合始まるだろうが!」


花道は赤木に引っ張られて行った



「…今のが"ゴリ"だ(笑)」


洋平が指差しながら言った


「おっきぃ…!迫力あるね(笑)」



名無しさんが笑うと花道に頭突きをくらった三人がようやく起き上がった


「いてて…そうならそうと早く言えよ洋平。」


「人の話聞かなかったのはてめーらだろι」


洋平を無視して高宮が名無しさんに挨拶をした


「名無しさんちゃんよろしく〜俺は高宮…」



「知ってるよ^^高宮くんと、金髪の大楠くん、ヒゲの忠くんだよね^^洋平くんから聞いてるよ、よろしくね。」



高宮たちの暖かい歓迎に名無しさんの緊張はとけていた




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