長編 ひまわり(水戸)

□2話
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「気持ちだけで十分だよ。じゃあな。」


(え!やだ!)


「ま‥待って!だったらあの…お礼にケガの手当てさせてもらえませんか!」


洋平は名無しさんの勢いに少し驚いた


(あたし必死すぎだ〜ι)


名無しさんは恥ずかしくなって俯いた



「じゃあ‥頼もうかな^^」


「はっ‥はい!」


(やったやったぁ!)



2人と1匹は歩き出した


「あの…ケンカ‥したんですか?」


「ん?ケンカっつーか襲撃だなι袋にされた。」


「そうなんですか…」


(ヤンキーの世界だ〜ι)



「それよりさ、俺みたいなのが家行っていいのか?うちの人いるんじゃ…」


「…大丈夫です。家族はこのナナだけなんです^^」


「え‥そうなの?」



「はい。みんな死んじゃって…」


「…」


(あたし何言ってんの‥洋平さん困っちゃってるよ…)




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