長編 ひまわり(水戸)
□2話
3ページ/6ページ
「気持ちだけで十分だよ。じゃあな。」
(え!やだ!)
「ま‥待って!だったらあの…お礼にケガの手当てさせてもらえませんか!」
洋平は名無しさんの勢いに少し驚いた
(あたし必死すぎだ〜ι)
名無しさんは恥ずかしくなって俯いた
「じゃあ‥頼もうかな^^」
「はっ‥はい!」
(やったやったぁ!)
2人と1匹は歩き出した
「あの…ケンカ‥したんですか?」
「ん?ケンカっつーか襲撃だなι袋にされた。」
「そうなんですか…」
(ヤンキーの世界だ〜ι)
「それよりさ、俺みたいなのが家行っていいのか?うちの人いるんじゃ…」
「…大丈夫です。家族はこのナナだけなんです^^」
「え‥そうなの?」
「はい。みんな死んじゃって…」
「…」
(あたし何言ってんの‥洋平さん困っちゃってるよ…)
.