●スラムダンク●長編 Cherish (三井)

□過去
2ページ/14ページ

「謝るな。早く楽にしてやりたかったんだ。気にする事はねぇよ。」



名無しさんを自分の方に向かせた



「本当…?」






「おう。俺は…大事な人はいるけどょ…名無しさんも同じくらい大事なやつだ。こんな事ぐらい言わなくてもわかってくれよ///」




リョータは名無しさんの頭をわしゃわしゃっと乱暴に撫でた






「うん…///あ、あたしだってリョータ君はすごく大事な人だからね////」












名無しさんは







やっぱりリョータには彩子と幸せになってほしいと思った。













自分をこんなに大事に思ってくれている











そんな人を困らせたくなかった





悲しい顔をさせたくなかった













(どのくらい時間がかかるか分かんないけど…もしかしたらずっと好きなままかもしれないけど…)



















いつか…本当の笑顔で


リョータ君と



彩子さんと3人で








笑い合える日が来るといいな。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ