長編 ひまわり(水戸)

□7話
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「…解けんυ」


「ミッチー…三年でそれはやべぇな。ハハッ(笑)」

「うるせぇよ水戸!!」


「ま… まぁ三井さん、基礎が出来れば大丈夫ですから…υ」






現在時刻はpm22:00


名無しさんの家には三井と洋平が居る


それには理由があった



湘北はIH出場が決まった

だがテストで規定以上の赤点を取ると出場できない決まりによって花道、三井、宮城、流川が出場できない状況になってしまった


しかし赤木のお陰で追試を受けられる事になり猛勉強開始


とりあえず基礎は出来ている宮城は彩子が担当

基礎から全くダメな花道、三井、流川は洋平の少人数の方が、という提案もあって赤木は花道と流川を、名無しさんは三井という具合にクジで振り分けられた





「…おぉ‥解けた…この公式使えばいいのか!」


「はい!次はこの問題…」


「たんま。」


名無しさんが問題を指そうとすると三井が待ったをかけた



「どうしたミッチー?」


「休憩しねぇか?二時間もぶっ続けで勉強してると脳ミソ腐っちまうυ外の空気吸ってくるわ。」



「それもそうだな(笑)行ってきな^^」


洋平に言われ三井は外に出て行った



「‥ふぅ。」


「疲れたな(笑)少し横になるか?」


ため息をついた名無しさんに言葉をかけた


「あっごめんυ先輩に勉強教えるの何か緊張しちゃって(笑)」


「だよな(笑)ミッチーが帰って来るまで横になってるといいよ。」


洋平がブランケットを名無しさんに持ってきた


「…じゃあお言葉に甘えて(笑)」



名無しさんはソファで横になり


目が合った二人は微笑んだ

勉強会でもこうして会える事が嬉しいのだ




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