●スラムダンク●長編 Cherish (三井)
□もう一つの気持ち
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♪〜
From:名無しさんちゃん
神さんお疲れ様ですo(^^)o
実は…
三井先輩と付き合う事になりました(*^_^*)
ありがとうございました☆
これからもよろしくお願いします(笑)
神さんの恋の相談にも乗りますからいつでもメールくださいね(o^_^o)
「…そっか……。」
カチカチとボタンを押して当たり障りのない返信をした
「ふぅ…。」
ソファに横になった
名無しさんが神の家に泊めてもらって以来仲良くなり、よく信長と3人で集まっていた
いや
2人の方が多かった
名無しさんは三井だけにしか話してなかったリョータの事を神にも話していた
神の包み込んでくれるような優しさに心を許したから
──────
名無しさんが神の家に遊びに来ていた日のこと
「…そうゆう叶わない恋をあたしはしてるんですよ神さん(笑)」
「そっかぁ…バスケ部にいるのはツラいね。でも…いつも三井さんの話ばっかりしてるよ?」
「え!?三井先輩はあたしに意地悪ばっかりするから愚痴ってるんですよ!」
「そうかなぁ?」
じーっと名無しさんを見る
「狽ネι何ですかその目は!!」
「宮城じゃなくて三井さんが好きなんじゃないの?」
神はスッと目をそらした
「狽ネな!何を言うんですか!!!あたしはリョータ君だけなんですから!!!あんな意地悪な三井先輩なんて考えられないです!!」
「はいはい。」