●スラムダンク●長編 Cherish (三井)
□雨A
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雨がまた激しく降っている
「…とりあえずウチ泊まる?」
「Σえぇ!?」
「あι変な意味じゃなくて…終電逃したから帰れないでしょ?
……まず家に連絡したら?きっと心配してるよ。」
「あぁ!すいませんちょっと電話させてもらいます。」
名無しさんはケータイをカバンから取り出した。
(やっぱり…お母さんごめんι)
母親から6件の着信があった。
名無しさんは電話をかけ直し謝り、終電逃したから友達んちに泊まる、と伝えた。
「家の人大丈夫だった?」
「はい…神さん、あの…今日泊めてもらえませんか//?」
いいよ、と神は笑い名無しさんも笑った。
「でも…やっぱり同じ屋根の下に男女はアレだからι俺信長んち行くよ。信長もここのマンションなんだ^^」
「そうなんですかぁ。
あ!でも、あたし神さん信じてますから大丈夫です!!!」
元々人なつっこい名無しさんは看病してくれた神にもう懐いていた
「ありがと。でもね、名無しさんさんが大丈夫でも俺は大丈夫じゃないから。俺も一応男だからね^^」
神の言葉に名無しさんは真っ赤になってしまった
神は名無しさんの様子を見てポンポンと頭を優しく叩き、何か作るよ
と行って台所へ立った
「そうだ、シャワー浴びといで。その間に作っとくから^^」
名無しさんは神の言葉に甘えシャワーと新しい着替えを借りた。