長編 ひまわり(水戸)
□10話
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テーブルの上にはホットプレート、お好み焼きの材料らしき物が用意されていた
「お、今日はお好み焼きか?」
「うん^^準備できてるから焼こう♪」
二人は材料を混ぜ、焼き上がるのを待つ
「…な…なに?」
洋平がじっと見てくるのでたまらず名無しさんは聞いた
「狽ぁ、悪りぃυ可愛くなったなと思ってさ^^前も可愛いかったけど。」
「ほ、本当!?ありがとう//」
顔を赤くして嬉しそうに笑う名無しさんを見て洋平は微笑んだ
「そろそろ返していい頃じゃねぇか?」
「そうだね!//」
名無しさんがお好み焼きを返そうとすると洋平が待ったをかけた
「俺が返すよ。この前みたいに台無しになっちまうからな(笑)」
以前にもお好み焼きをしたとき名無しさんが返して大惨事になった事があった
「…意地悪。」
名無しさんは洋平に託した
洋平は拗ねる名無しさんを見た
「…ぷっ」
「ははっ」
目が合い二人は笑い合った
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