長編 ひまわり(水戸)
□10話
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名無しさんは愛川の家に連れて行かれた
部屋に通された名無しさんは愛川に尋ねた
「あの…愛川さん‥用事って何?υ」
部屋着にサッと着替えた愛川が答える
「改造^^」
「へ!?改造って何を?」
愛川はニヤニヤしながら一階に降りたかと思いきやすぐに戻って来た
「名無しさんちゃんの改造だよ♪」
「えぇ!?改造って…」
一階から持って来た物をテーブルに置いた
カラー剤とピアッサー…
「あたし可愛い子スキなんだ♪光る原石は磨いてあげなくちゃね♪名無しさんちゃんもったいないよ?おとなしすぎ!」
(確かに髪は真っ黒だしピアスも開けてない…)
カラー剤をシャカシャカ振って勝手に準備を始めた
名無しさんは戸惑いを隠せない
「愛川さんの友達のこと洋平くんから聞いたんだけど…」
「それはそれ、これはこれ。洋平が選んだ子なんだから名無しさんちゃんはいい子に決まってる^^」
「…ありがとう愛川さん^^」
愛川の言葉が嬉しかった
「ううん!てか、さん付けないでいいよ。女友達はみんな愛って呼ぶから愛で☆下の名前は嫌なの(笑)」
「じゃあ…愛ちゃん‥って呼んでもいい?」
愛川はニッコリ笑ってうなずいた
「さぁ!始めるわよ^^」
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