長編 ひまわり(水戸)
□2話
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(確かここに救急箱が…あった!)
救急箱をかかえ洋平が待つ2階の自分の部屋に急いだ
ガチャ
「お待たせしました!」
消毒液を染み込ませたガーゼを傷口に当てる
(ち…近い//)
手当てをすると体と顔が自然と近づく
中学の時に保健委員をしていたがこれほど緊張する手当ては初めてだ
「はい、終わり!///」
「さんきゅ^^」
どういたしまして、と言って救急箱を片付けた
「じゃあ帰るわ。」
「あの!もし良かったら…アドレス教えてくれないかな?こっ‥これも何かの縁かもしれないし//」
名無しさんの申し出に洋平は嫌な顔一つせず応じた
(良かったぁ///)
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