●スラムダンク●長編 Cherish (三井)
□親衛隊
4ページ/12ページ
「男が目的でマネしてるって…?」
「あ、言い訳でもするつもり?(笑)」
「男目的はあんたらだよ!!あんたらはバスケ好きでいつも練習見に来てんの!?ただ流川君を見たいだけでしょ!?
そんなあんたらに応援されても流川君は迷惑なだけってのが分かんないの!?」
「こいつ…!」
パーン!!
また殴られても名無しさんは続けた
「みんなは真剣に練習してんの!それをデレデレしてるだなんて目ぇ腐ってんじゃない!?
流川君もどれだけ真剣に練習してるか分かってんの!?毎日流川君を見に来てんのに一体どこ見てんのよ!!」
「あんた生意気すぎよ!」
パン!
パン!
名無しさんはいくら殴られても殴り返さなかった
自分が殴るとバスケ部が汚れてしまうと思ったから
「はぁ…っ何なのこいつっ行こう!」
名無しさんはその場に残された
「早く部活行かなきゃ…。っ…うぅ〜…」
名無しさんは涙が溢れてきた
バスケ部のみんなを侮辱されて
悔しかった