ZXA小説
□山へGO!
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今宵はGWです。もうどこへ行ってもラッシュ、ラッシュ、ラッシュ天国です。
そんな中、何もしないわけがないアルバートは
「明日からのGWは山へキャンプに行くぞー。ちなみに拒否は認められないZO☆」
とか言い出します。しかも拒否できません。そこが三賢人の権力のすごいところ・・・なのでしょうか
拒否が認められないのならしょうがないし、ぶっちゃけ暇だしまあいいか。ということで四天王&プロパンコンビは早速に自宅を始めるのでした。
そんな時、テティスはアルバートに問います
「ねえ、僕泳げるところがいいんだけど」
その言葉にはどこか不満が混じっています。例えるなら100%中99%不満です。
ですが流石は世界の三権人。微動もせず
「大丈夫。とっても水がきれいな湖でキャンプするから、思う存分泳げるぞ☆」
「ならOK」
テティスあっさり承諾。そしてとっとと仕度をしに戻ります。しかも嬉しそうに鼻歌混じりで
そのころのガールズ三人。彼女達もせっせと仕度をしています。
「サンルー、何もってく?」
一生懸命仕度をしているサンルを見て、ツキリは言います。
「えーっと・・・ご飯」
そう言うサンルがカバンの中から取り出すのはおにぎりです。ちなみに自分で作ったやつです。
「そうきたか・・・。ベニちゃんは?」
次にツキリはベニに言います。
「・・・・・・ドーナツマン」
そう言うベニがカバンの中から取り出すのはドーナツマンの指人形です。ちなみに一個150円なり
「流石は三度の飯よりドーナツマンが好きなベニちゃんだね」
「ツキリは何持っていくの?」
サンルはツキリに問うと、ツキリは自信満々に、神々しく輝いて
「決まってるじゃない!ビデオカメラとデジカメさ!」
「ほえ?何で?」
かわいらしく首をかしげてサンルが言うと、ツキリはさらに輝いて
「このカメラ達で俺の嫁を撮るためさ!」
右手親指立ててシャウトします。ちなみにお解かりだと思いますが彼女の中では俺の嫁=アトラスですのでお間違えのないように
「ツキリ。「オレノヨメ」って何?」
「やっぱり知らないか・・・それはね」
全国のオタク代表ツキリが、サンルに適切な(一部余計な)説明をしようとしたその時
ばたーん!
突然ドアが勢いよく(自動ドアなのでただの演出)開いて、そこから現れたのはアトラスです。
「念のため言っとくお前らは留守番だ!」
『ええ――――――!!?』
もはや恒例行事