ZXA小説

□サンタが部屋に不法侵入する
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12月24日

それはサンタクロースが全国の子供達にプレゼントを配るため、家に不法侵入してベット(あるいは布団)の横にプレゼントを置いて帰っていくと言うイベントです。

まあサンタの正体はアレなんですが、純粋な子供がこれを見ている可能性がないとは言いきれないで、それはタブーでいきます。ちなみに作者は中二まで知りませんでした

前置きはさておき、ただ今12月24日。深夜でございます。

そこに彼女達はいました。


イン・オリキャラ少女達の部屋。

「グッドイブニーング!ツキリと」

「・・・・・・」

「鬼神ちゃん。せっかく年内に出演できたんだから喜ばないと」

「でもさ、ツキリ」

「なに?」

「この格好は・・・」

ツキリとサンルは、二人ともサンタクロースの格好をしていました(ミニスカート&スッパツ使用)。サンルは大きな袋を抱え、ツキリはメモ用紙を持っていました。

「え?なにか問題あった?放送コードには引っかかってないはずだけど」

平然とツキリが言います。

「いや、だから・・・なんでスカートかって」

「何言ってるのさ鬼神ちゃん。女の子のサンタのコスプレミニスカート使用はDSが二画面であるほど当たり前なんだよ!!

熱弁するツキリ。DSが二画面ではなかったら完全に不良品ですが

しかもツキリは続けて

「折角鬼神ちゃんの為を思って仕方なくスパッツ使用にしたのに」

つまらなさそうに言います。

「あ・・・もう、いいや」

明後日の方向を向いて、サンルは言いました。

「そっか。じゃあ早速配ろう」

ツキリはそう言うとメモを見直し始めます。

「何をだ?」

キョトンとするサンル。

「決まってるでしょ?プレゼント」

「それはサンタに任せれば良いんじゃないのか?」

サンルは首をかしげて言います。

「何を言う。こんな夢も希望もない場所にサンタが来ると思ってるの?

「思ってる」

サンル即答。

「・・・・・・」

ツキリ絶句。

「ツキリ?」

「・・・・・・さあ。早速プレゼントを配ろうか」

「そうだな」

こうしてオリキャラ美少女(?)二人組みのプレゼント配り(と言う名のサンタごっこ)が始まりました。
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