ZXA小説
□秋だ!スポーツだ!野球だ!!
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えーどうも、ツキリです。今更ですが学生の皆さん。新学期です。久しぶりの学校はどうですか?楽しいですか?嫌々ですか?私はどっちかって言うと嫌々の方です。
小学生のときは学校に行くのを嫌がって家族を困らしていたこともしばしば
え?世間ではそういうのを引きこもりって言うって?嫌だなぁ今はもうしっかり働いてますよ。家事とかですけど(笑)
え?せめてこの世界の学校行け?
断固お断りします
さて、そんな話は置いといて、今私は何をしているのかというと・・・
「買った買ったよ♪ゴスロリ&メイド服〜♪」
大量の紙袋を持ってるんるん気分のツキリは公園のベンチで一休みしています。
「かわいいなぁこの服たち。着せるかいがあるってもんだなぁ」
「ほう。誰に着せるつもりなんだ?」
「そりゃあもう。サンルでしょ?パンちゃんでしょ?ベニちゃんでしょ?それから何と言ってもアトランさん・・・・ってあれ?」
「何企んでんだお前はーーーー!!」
「ぴぎゃーーー!!!」
ツキリの背後から渇を入れるアトラス。
ツキリがアトラスに渇を入れられかけたその時!
ゴツン
ツキリの頭上に野球ボールが見事にクリーンヒット!
「あ」
ぼてっ
そのままツキリは倒れました。
すると子供が二人大急ぎでこちらへ走ってきます。
「すみません!思いっきりホームラン打ったらこの人に当たっちゃって!」
「うわぁ!どうしよう!きぜつしちゃってるよ!この人!」
子供二人が言うと
「大丈夫だ。こいつはタフだから死にはしない。それに殴る手間が省けて助かった」
『???』
アトラスの言葉にきょとんとする二人。
子供二人はそのまま落ちていたボールを拾って猛スピードで去っていきました。
すると真正面から
「ちょっと待ったー!!」
「何だ。お前か」
現れたのはエール。なんという偶然。
「ここで会ったが百年目!今回こそライブメタルは返してもらうわ!」
「お前の狙いはモデルHじゃないのか」
「とりあえずモデルZがいない今は武力を増やしていくのが優先なのよ!」
「へー。で、今回は何で勝負するんだ?」
「さっき決めたわ!今回は野球で勝負よ!」
「お前さっきのいきさつ見てただろ」
「そんなことはどうでもいいの!アタシ達が勝ったら全てのライブメタルを返してもらうわ!」
「ほう。じゃあこっちは・・・」
アトラスが言いかけると
「待ってアトランさん。ここは私に決めさせてください」
「何だツキリ復活早いな。で、何だ?」
「ポニーテールちゃん達に私達が勝ったら、さっき買ったゴスロリ&メイド服の代金払ってもらいます!」
ツキリはそう言い請求書をエールに突き出します。
「まあ。いいわところでいくら・・・・・って十五万?」
「お前どんだけ買ってんだ!」
「だって最近のゴスロリ&メイド服は高いんですよ〜?」
「それ以前にそんなお金どこにあったの・・・・?」
「いや、後でおじさまに払ってもらおうかと思ってて、あの人子供には弱いから」
「(ロリコン・・・?)」
エールはそう思います。
「とっ、とにかく来週の日曜日にサンク・ウィル野球場で勝負よ!」
「受けてたつ!」
「受けちゃった」
こうして、ちょうど一週間後に四天王VSガーディアンの野球対決が決まりました。