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□よい子のためのおとぎ話2 シンデレラ編
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キャスト
シンデレラ・・・アトラス
王子様・・・ヘリオス
魔法使い・・・テティス
お母様・・・アルバート
お姉さま方・・・プロメテ、パンドラ
王子の召使い・・・シャルナク
ナレーション・・・管理人
以上のキャストでお送りします。
昔々あるところに、シンデレラというそれはそれは美しい少女がおりました。
シンデレラは数年前に父親を病気で亡くし、知り合いの家に引き取られましたが、毎日こき使われ、いじめられていました。
そのため、シンデレラは「絶対いつかコイツらをギャフンと言わしてやる・・・・・・!」といった復習心で燃えていました。
そんなある日。近くのお城で王子様の結婚相手を決めるための、パーティーが開かれることになりました。
アルバート「というわけだからシンデレラ。アナタはお留守番よ」
高級そうなドレスを着て、綺麗なセンスを口元まで持っていき、すましているアルバート。
この人は本当に何でもノリノリでやります。
アトラス「お留守番・・・?一体どこに行くんだ」
アルバート「舞踏会よ!舞踏会!」
アトラス「武道会だと!?行く!!」
アルバート「舞踏会って言ってるでしょー!」
パンドラ「お母様・・・早くしないと遅れるわ・・・」
アルバート「そっ、そうね・・・。とにかく、アナタはお留守番よシンデレラ!」
アトラス「別にいい」
アルバート「いいんだ!しかも興味なさそう!」
パンドラ「・・・馬車が来た・・・」
アルバート「いいことシンデレラ。私たちが帰ってくるまで掃除を終わらしておくんだよ!」
アトラス「ヘイヘイ・・・」
アルバート「さあ。行くわよ」
パンドラ「・・・わかった・・・」
プロメテ「・・・・・・・・・・・・」
上のお姉さまは無言で渋々ついて行く。
アトラス「おい。プロメ・・・じゃなくてお姉さま」
プロメテ「何だ」
アトラス「お前その服すっごく似合ってないな!」
プロメテ「面と向かって言うな!」
今プロメテは、赤が主体のドレス着てます。パンドラは水色。
そして、一人になったシンデレラは
アトラス「誰もいない・・・よし、今までの腹いせに、プロメテの「バイオハザード」のデータでも消してやるか」
結局プロメテって言ってんじゃん。
シンデレラはwiiを取り出し、あっという間にデータを消しちゃった。よい子は真似しないでね。
アトラス「ざまあみろ!プロメテ!」
シンデレラが勝利の雄叫びを挙げていると
???「そんな小さい勝利よりも、もっと大きい勝利を掴む方法があるよ!」
背後から声が
アトラス「誰だ!」