ZXA小説

□お料理奏死曲第三楽章
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「とりあえずドーナツマンのことは分かったとして、人形プレゼントって何?」

テティスは言います。

「・・・今日の夕方五時から街のとあるおもちゃ屋さんでドーナツマン人形限定百名様プレゼントサービス・・・!」

「なんとしても三つ手に入れるのよ・・・!」

力強く語るベニとパンドラ。

「ちょっと待て、何で三つも欲しいんだ。一つで十分だろ」

アトラスが言うと

「何言ってるの!使用用・保存用・観賞用に分けるのよ!

ホントにお前はパンドラかと言うほどの大声を出したパンドラです。

「お前はマニアか・・・「パンちゃん!それすっごい分かるよ!」

アトラスが言うところに割り込んでツキリは言います。

「分かってくれるの・・・?」

「もちろん!お互いマニア同士。友情を深めようじゃない!」

「・・・流石ツキリ・・・」

「無論ベニちゃんもね!」

「それじゃあ協力してくれる・・・?」

「もちろん!」

「ワタシも!」

パンドラとベニはツキリとサンルを仲間にした!

ててててーてーれーてっててー♪

「FFだ・・・」

プロメテはつぶやきます。

「それじゃあ行きましょ・・・アトラスも」

「はあ!?何でアタシまで!」

「女性は全員強制参加よ・・・嫌とは言わせないわ・・・」

「・・・行くわよ・・・」

ベニはアトラスの服の裾を掴み、引っ張っていきます。

「おーい・・・お前」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

無言で押し通すベニ。

「さあ・・・行くわよ・・・早くしないと外に置いているグレイきゅんが逃げ出してしまうわ・・・」

「・・・そうね・・・」

「それじゃあ行ってきまーす♪」

女性陣全員出動。

部屋には男組と謎の生物が残されました。

「・・・で、どうしよう」

テティスが鍋の中生物を見て言います。

ヘリオスは

「これのことか」

「うん・・・何かいつ襲ってくるのか分かんないから恐ろしくて」

「だが、鍋から出てくる気配はないぞ」

「そうだけど・・・ね?」

そうテティスが言った瞬間。


びよーーーーーーーーん


鍋の中の生物。突然テティスに向かってジャーーンプ。

「!!!!!?」

テティスパニック。


べちゃ


謎の生物はテティスの真上の壁にくっつきました。

「うわわわわわ!」

テティスはすぐさまその場から離れます。

「何だ今のは!!」

「いきなり鍋から飛び出したぞ!」

ヘリオスとプロメテは驚いて叫びます。

謎の生き物はそのままべシャっと落ちていきました。

その姿は前足はかえるの様な足をしており、後ろ足は鳥の様でかなり長く途中から曲がっています。


ぎしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ


しかも泣き声はかなり異常。

「うわぁ!何だかハ○ルを思い出させるデザインだよ!」

「ツッコむところはそこなのか」

テティスとヘリオスは言いました。
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