ZXA小説

□お料理奏死曲第二楽章
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運命には逆らえず、アトラスは料理を始めました。


「もう完全に死亡フラグだよ・・・・・・」


そう言うテティスの目は死んでいる。


「ねぇヘリオス。アトラスの作る料理って一体どんなの?」

「言うな!吐き気がする!」

「?」


サンルは首を傾げます。


「ううう・・・・・・僕なんて思い出しただけでも腹痛が・・・」

「テティスまでどうかしたの?」

「お前はなにも知らないんだよな・・・うらやましい・・・・・・」

「???」


さらにわからなくなり、キョトンとするサンル。

そして、それは聞こえてきた。


ずがが どーん がりがり


一つ目の音が聞こえてくると、シャルナクが更に狂ったように笑い出し


ぐつぐつ ごぼごぼ


二つ目の音が聞こえてくると、ヘリオスが「おえっ」ってなっちゃったり


ぐちゃぐちゃ べしゃ


三つ目の音が聞こえてくると、テティスが油を垂れ流そうとして、プロメテに止められたり


ぎしゃー ぐしゃー げしゃー


四つ目の音が聞こえてくると


「怖いよ怖いよ!今からなにが始まるの!?」

「さぁ・・・・・・」


サンルはパニクりますが、パンドラは常に平常心でした。
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