★餡子小説02★
□学パロ:クリアブルーの空の下
3ページ/7ページ
「ハイ、辛。掃除始めましょう♪」
「あ、あぁ・・・てか、なんでおまえがここに?他の部員は?」
「え?あぁ、他の部員さんたちに今日はプール掃除を私と辛でするって
言ったらとても嬉しそうに帰って行きました。
だから今日は2人だけで掃除することになります」
「・・・・てめー・・・なんて余計なことしてんだ!!??
だから今日は他の部員が来ないのかよ!ってか、なんでそんなことしたんだ!?」
このクソ熱い中、俺はカラカラの喉から大声を出した。
けれど、このロン毛はキョトンとした表情でこう答えた。
「だって、貴方と2人っきりになりたくて・・・そうしたんですけど駄目でした?」
「・・・・もういい・・・俺がおまえに聞いたことが間違えだった・・・」
俺は深くため息をついて頭を抱えた。
もう・・・コイツが何考えてるのかわかんねえ・・・。
そう思っていると、食はアハハと笑いながらまた何か話しかけてきた。
もう・・・話かけんな・・・。