★餡子小説02★
□学パロ:クリアブルーの空の下
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「もしかして、俺だけが掃除ってことないよな・・・」
「あぁ、それは大丈夫ですよ。私もいますしv」
「・・・・?ハイ?」
後ろから声がしたと思って、振り返ると
プールの飛び込み台に、どうどうと座っているヤツ役1名・・・。
白銀の綺麗な長い髪を風に揺れて、この場にはふさわしくない
華奢な体で、真っ白な雪の肌をしている・・・
3年でこの学校で風紀委員と同じくらいの権力を持つ
生徒会長の食だった。
こいつは何かと俺をつけてくる、いわいるストーカー・・・
俺はコイツを見るなり、さっきのテンションはどこへやら。
一気にげんなりとした表情になる。
「・・・なんだ、食か・・・なんだよ、おまえ。掃除に来たのか?」
「なんだって、なんですか!私の登場にもっと嬉しがってくださいv
掃除しに来なかったら私はここにはいませんよ。」
ストンっと軽々と飛び込み台から、プールに下りると
食は、ハイっとあたしにデッキブラシとボロボロになっていたバケツを渡した。