★餡子小説02★
□猫猫にゃんにゃん☆
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<猫猫にゃんにゃん☆>
「私猫ほしいです」
「あ?何言ってんだよ・・・」
テレビで猫の特集がやっていた。
それを食の家のマンションのテレビで見てると、食が目をハートマークにして見てきていた。
ソファに座ってる俺に、テレビの前で猫に釘付けになってるコイツは俺のほうを振り返って言った。
「ねーカレーほしいと思いません?猫ちゃんv」
「あー・・・まぁほしいとは思うけど、俺はペットの世話できねえしな・・・。」
「そうですか・・・私も猫ちゃん飼えると思います?」
「いや、おまえが飼えるも何も、おまえが住んでるこのマンションはペット飼ったら禁止だろうが」
「は!・・・忘れてたorz」
がっくしと肩を落として、涙目になる食。
こいつ・・・本当にこういうところは抜けてるというか、鈍感というか。