★餡子小説02★
□花火 食辛ver
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<花火 食辛ver>
今日は1年に1回の花火大会が行われる。
だから、今日は町はとても賑わっていて人々は活気に満ちていた。
「ふぅ、あちぃー・・・疲れた」
「ふふ、お疲れ様です、辛」
「あ、食・・・」
木陰で休んでいると、ニコニコと見たくもない笑顔を浮かべながら食が俺の目の前にいた。
さっきから食が学校の子供達にパンを運ぶ手伝いをしていたからコイツが居るのはまぁいいんだけど・・・
「暑い・・・」
「大丈夫ですか?本当に貴方は暑さに弱いですね」
「うっせぇ。俺は夏バテするタイプなんだよ」
相変わらず女みたいに真っ白な肌で、どうやってそんなにも白いのを保てるかわかんねぇ。
それに、夏なのにカーディガンを羽織ってジーンズ覇いてて見ていてすっげぇ暑苦しい。