★餡子小説02★

□学パロ:クリアブルーの空の下 
1ページ/7ページ

<学パロ:クリアブルーの空の下>


もうそろそろ夏が始まろうとする。


気温がどんどんと高くなって

カッターシャツの袖を捲り上げて

制服のズボンの裾も膝下まで精一杯に上げて



オレンジの太陽の色の髪を

小麦色のよく焼けた手でかきあげて

靴下を脱ぎすててそのまま

水が抜かれたプールに飛び込んだ。





「ってぇ!!」



どてっ。

当然水がないプールの底は平らなコンクリートになっており、

とびおりると足裏にジーンと電撃が駆け上るような痛みがくるわけで・・・。



俺は足の痛みに耐え切れずに、ベターっとその場に座り込んだ。



「やっぱ、飛び込むのはおかしいか・・・

はぁ・・・プール掃除するだけで何でこんなに俺はテンション高いんだろ;」




毎年、それいけパン高校ではプールが始まる前に

俺が所属している水泳部が掃除することになっていて

他の部員は「面倒だ〜」とかグレてやがるが

言っちゃってるけど、俺だけすっげえテンション高い!!



そして、必ず・・・このプール掃除にはサボリが出る。

だけど・・・今俺だけしかプールに居ないとかおかしくね?

しかも、掃除時間軽く10分過ぎてるぞ〜〜;
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ