★菌アン部屋★

□パラソル・アンダー・ワールド
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「なに笑ってるの、ばいきんまん?」

「いや、俺様に用があるなんて、なんだよ?わざわざ俺様にヤられにきたのか?」

「ち、違うよ・・・それにキミは僕より弱いのに、そんなこと言わないでよ」

「グザーーッ!」



強烈な強烈な、ばいきんまんが一番触れてほしくない言葉を言われ、ばいきんまんはショックを受ける。

毎度のことながら、元々小柄で可愛い顔をしているアンだが、パンチ一つでばいきんまんの乗るUFOをお星様にするくらい実は強いのだ。



「うるせぇ・・・そんなこと言うと、襲うぞ・・・糞アン!」

「本当のこと言っただけなのに・・・ひどいよ、ばいきんまん・・・襲うだなんてぇ・・・」

「なっ・・・!」



瞳に涙を浮かばせ、アンは下唇を噛みしめて涙をこらえていた。

いつも、ばいきんまんが反論するといつも泣きそうになるのが、受けのアンなのである。

そしていつもばいきんまんを困らせてしまう。
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