□僕の夢
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―僕は夢をみた

    光がいない世界―

それは苦しくて

涙もでないぐらい寂しかった

光はどっかにいってしまう夢。

僕はそれをひたすら追いかけることしかできなかった...



 『 僕の夢 』



夢が薄れてくと同時に声が聞こえてきた。

「・・・る・・・かお・・・る・・・かおる・・・」

僕の大好きな声...

僕の大好きな人...

「ひ・・かる・・?」

僕は目が覚めた。

「大丈夫!?馨?」

僕の顔はひんやりとしていてた

僕泣いてたんだ・・・

「ん・・・大事。怖い夢みてた」

うん・・・すごく怖い夢

―光が僕の隣にいない夢―

―光が僕を置いていってしまう夢―

「そっか!なんかあったらいつでも相談にのるよ。」

やさしいキミ。。

いつもは子供ぽいくせにたまに見せるお兄さんらしさに僕はいつも惚れてしまうんだ。

「ありがとう・・・」

「そういえば馨聞いて!聞いて!」

高校生とは思えないほどの無邪気な笑顔...

「今日ハルヒん家に(勝手に)遊びにいくらしいよ」

そう言ってキミはすごい嬉しそうに笑う

―ハルヒは僕等の中に初めて入れてもいいと思った女の子―

大切な子・・・・

でも悔しいよ・・・
僕等は兄弟だけど・・・

 ―誰よりも光を愛してるのに―

「そっか。楽しみだね」

そう言って無理やり笑顔をつくる僕
 

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