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□秘密の時間
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銀八の言うとおり新八と銀八は一カ月前からお付き合いをしている。
きっかけは銀時だった。
放課後たまたま図書室に寄ると銀八がそこに居た。
よく考えてみれば、銀八の授業の宿題で図書室に寄ったのだからたまたまではないのかもしれない。
「お前くらいだぞちゃんと宿題しに来たの」
本を探して居ると窓辺で煙草を吸っていた銀時が話掛けてきた。
「そりゃそうですよ」
はっきりいってZ組のクラスメートで宿題を気にするような生徒は新八しか居ない。
「やっぱり出して正解だったな」
不意に新八の視界を銀時の腕が遮った。
「先生…??」
銀八の方を向くと新八の視界は真っ暗になった。
変わりに唇に柔らかい感触と煙草の香りがふわりとした。
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