☆ss☆

□夜兎
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洗い物をしていると神楽が着物の裾をくいっと引っ張った。

「どうしたの神楽ちゃん??」

手を止めて神楽の方を向いて新八は訪ねた。

「新八。今日泊まってくアルか??」

「その予定はないけど…どうかしたの??」

神楽は黙ったままうつむいてしまった。

「言わなきゃわかんないよ??」

新八は膝に手をついてかがみ、神楽と視線を合わせた。

「…最近イヤな夢見るネ」

「どんな夢??」

新八が尋ねると俯いたまま神楽は話はじめた。



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