☆ss☆

□愛しい気持ち
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「銀さん!いい加減起きて下さいよ!」

布団からはみ出た銀髪がもぞりと動く。

「うぅー…」

「早く起きないといちご牛乳全部神楽ちゃんが飲んじゃいますよ??神楽ちゃーん!」

「がってんよ〜!」

新八のかけ声に元気に答えた神楽は腰に手をあていちご牛乳を吸い込み始めた。
「ちょ、まてまてまてー!」

銀時は勢いよく布団から飛び出した…が、時すでに遅し。

「げぷっ」

「あ゛ぁー…」

いちご牛乳はきれいさっぱり神楽の腹の中に吸い込まれた。

「起きない銀さんが悪いんですからね」

「ひどい…」

「片付かないんでさっさとご飯食べてください。」

うなだれる銀時に目もくれず新八は洗濯篭を持って行ってしまった。

「銀ちゃん」

「…んだよ」

不機嫌そうな声で銀時は神楽を見上げた。

「顔がキモいアル」

「…あ?」

「新八に怒られたのがそんなにうれしいアルか?」

銀時は自分の顔がにやけてる事に神楽に言われるまで気付かなかった。

「別になんでもねぇよ」

「変な銀ちゃん」

「うるへぇ」

銀時はがしがしと頭をかきながらソファーへ腰を掛けてご飯を食べ始めた。


朝起こしてくれる人が居る。
飯を作ってくれる人が居る。
ケンカをする相手が居る。

それは銀時にとって久しい感覚だった。

うっとおしくもあるがとてもとても愛しい感覚。

「…うれしいに決まってんだろ」

「何か言ったアルか?」

「なんでもねぇよ」


こんな日々がずっと続いたらどんなに幸せだろう。

ずっとなんてないこと銀時が一番わかっていた。

それでも願わずには居られない。


どうかずっと…3人で居られますように。







END
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何かよくわかんなくなっちゃった…
すんません!
 

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