好きな人の好きな人
□第5話
1ページ/25ページ
ゴールデンウィークがあけて学校に登校するとまなかを待っていた洋太に捕まった、洋太は嫌がるまなかの手を引くと適当な空き教室に連れ込む
「まなか酷いだろ、仮にも何番目かの彼氏のおれのメール全無視するとか、1日くらいあってくれてもいーだろ」
洋太は教室に帰りたがるまなかを壁に押し付けて許可なくまなかの柔らかい頬にキスをする
まなかはすぐにごしごしとそこを拭い拒むように洋太の体を両手でおしのける
断った後が面倒だから誰とでも付き合ってるまなかだけどそう簡単に体を許すつもりはない
一方で従順な性格が好みの洋太は考えていたよりまなかが強気な態度なのが面白くない
「…なぁ、まなかー…膝ついておれよしゃぶって」
ね、と無邪気に洋太が自分の股間とまなかとを指差すものだから、まなかは心底気持ち悪そうに眉を寄せる
拒否されるのは目に見えてるので洋太はわざとらしいため息をついて腰に手を当てる
「…いいのかなー?そんな反抗的な態度とって」
「…?なにが?」