Geheimnis

叶わないと分かっているのに、
この気持ちを消さないといけないと思えば思うほど
貴方への想いは日々増すばかり。

もし、すべての気持ちをぶつけたら
貴方はいつもと変わらない優しい顔で
温かい温度で包んでくれたのだろうか。

「好きだよ」

たった一言が、たった4文字が
貴方と過ごす月日が長くなる度言えなくなり
何よりも口から出せない重い言葉になっていた。
自己紹介(最初に見て下さい)
短編
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貴方の隣に居て
一緒に笑って、一緒に泣いて
貴方の頭が私の肩にぶつかって少しくすぐったくて
するっと回された腕を、繋がれた手を
受け入れるのが嫌じゃなかった。

すべての時間が、
きっと私は貴方で埋め尽くされている。
気づいたら、貴方の色で染まってた。

だから、無責任に
私から離れていかないで

私の知らない顔しないで


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最終更新日 2020/12/11




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