性技のマッサージ師(乃木坂46編)

□白石麻衣
1ページ/4ページ


俺の名前は高杉蓮




俺はこのマッサージ店で働いて5年になる。






ここの店は有名人の間でも有名で、ちょくちょくと有名人がくる。





ここの店長である山本義教はマッサージ業界でも、名をあげるほどの実力者だ。





彼は中々、人を雇おうとしなかった。





彼の元で働きたいと頼む者は何人もいたが、
彼は決して彼らを雇おうとしなかった。






もちろん俺のことも彼は雇おうとしなかった




しかし、俺は諦めきれずに何度も彼に雇って貰えるよう頼み続けた。






そんなある日、彼は俺を呼び出し、雇ってくれると言ってくれた。






初め、彼の言葉を信じられなかったが、それが本当だとわかると、今までないほどの喜びと期待が湧いてきた。






それから、俺は彼の元でマッサージの腕を日々磨いていた






しかし、俺が雇われて半年程となった時、店長が病気で亡くなった。






店長は、1年ほど前から不治の病を発症し、余命を宣告されていたそうだ





そんな店長の遺書の内容の一部に






俺を雇ってくれた訳と
店は俺に任せるという内容があると
遺族の方に言われた。





その日以降、俺が店長になった。








決して弟子を取りたがっていなかった店長だったが
、俺を雇ってからは厳しくも優しくその技術を教えてくれた。






そのおかげで今では、店長に並ぶとも劣らないほどの実力を持つことができた。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ