Novel
□ツミとバツ
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でも、そんなのただの虚勢で。
学園に登校して
彼の姿を見て
彼に抱きしめられて
寂しかったんだ
辛かったんだ
苦しかったんだ
って分かって
「…むぎ…」
声は憔悴しきっていた
「…死ぬかと…思った」
顔を見ると、涙が流れていた
「…助けて…」
ツミを背負ったこの子供を
バツを受けたあたしを
この苦輪
二人だけでは
寂しすぎるから
続く
暗いなぁ!
爽快なまでに暗い!!
むぎチャンが誰に助けを求めたかは次☆
あたしも案外サドなことするなぁ;
感想・意見待ってます!