剣の街の異邦人Win体験版リプレイ・キリリ編

□2・団員教練開始!
1ページ/2ページ

鉄の廟でキョウさんと合流した私達に与えられた指示は南に向かうこと。
こういった場所を迷宮と呼んでいて、鉄の廟は迷宮としては比較的安全だという。
実際、魔物がうろついている場所が安全な筈はないんだし、本当にその通りなんだけどね。
ちょっと足をのばそうと、階段を降りようとしたら、どこからとも無くキョウさんからのストップが!
…一体何でリアルタイムにこちらの位置を把握しているのかしら?
携帯電話の電波が有るとは思えないからGPSは無いでしょうし…やっぱり、魔法かしら。
南に行ってみると、待ちぶせの説明をしてくれた。
敵の輸送隊を狙って、アイテムを手に入れる…悪い言い方をすれば、戦って強奪してしまう訳だけど…。
常に宝物は手に入るわけじゃないから、使える武具を手に入れる意味でも大事な作戦というわけね。
きれいな石、綺麗な羽はともかく、生皮なんかも商店で売れるのが凄いところだけど。
私よりも先に来ている登録隊員さんが知っているから色々と教えてくれる。
この廃墟の屑の山をうまく細工して作った鎧なんかも有るから本当に関心してしまう。
実際には待ちぶせ出来る場所に来るまでに何回もギルドに戻ってたから、キョウさんは待ちくたびれてしまってるほどだと思うけど…。
姿を消すための道具と、待ち伏せの仕方の説明を受けてレッツゴー!
私達はビギナーパーティだから無理はしない。
最初の輸送隊で襲撃!
あの内臓みたいなヒドラと、ドラのパーティだったけど無事に撃退出来た。
何だか最初に見たのと随分強さが違うみたい…。
無事に戦利品を入手、待ち伏せの方法はクリアー!
待ち伏せをしたら一度砦に戻るのが基本で、しばらくアイテム集めをするのが良いとの事だった。
最初の戦利品に、蝶のローブというのが混じっていたんだけど…。
体が軽くなってとっても、身動きするのが快適!
私はもう少し重い防具も着られるけど、現状は攻撃回数と回避率のボーナスを優先することにした。
重くて分厚いだけが防具の性能じゃないもんね!
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ