memo

□HIROYUKI TAKAMI PREMIUM Xmas NIGHT 2008
3ページ/15ページ



『only you』
CD通りの、囁く様な可愛らしい歌い方に、思わず笑みが零れる
オレンジ色の柔らかな光が、ステージを優しく包み込んで行く

サビの歌詞を会場に語りかける様に歌う優しいヒロの姿に、思わず涙が出そうになる

そんな柔らかな空気を一変させる様に、ベースのチョッパーが響き渡る
空を震わせるリズム、荒々しく掻き鳴らされるギター
新しくワイルドに生まれ変わった『NAKED』だ!
ファンクの心地好いノリに身体を揺らすと、ヒロのハイトーンが高らかに響く

原曲の譜割を大きく崩しタメを利かせた歌い方に、新しいヒロのボーカルスタイルを感じる

天に声を吐き出す様に歌うヒロのシルエットを、真紅のライトが怪しくエロティックに照らしてゆく…

きらびやかに伸びるハイトーン

うねり地を這うロートーン

改めてヒロのボーカリストとしての真骨頂を、捩じ込まれた気分だった




ヒ「改めましてこんばんは……HIROYUKI TAKAMI PREMIUM Xmas NIGHTへようこそ」
会場拍手
ヒ「今日はこんなに沢山の人に集まって貰えて、本当に嬉しいです。
だってさ、クリスマスじゃん?最初さー誰も集まってくれなかったらどうしよう…!!とか思ってたんだよねー」
会場(笑)
ヒ「でもそんな予想に反して本当に沢山の人が集まってくれて…みんな本当にどうもありがとう。
今回落選も沢山でちゃったみたいで…俺としてもとても心苦しいんだけど…
今ごろ落ちちゃった人は家で『なんだよヒロ!っとに〜!』とか怒ってるかなぁ…(しゅんとする)
まぁでも来年はライブも出来たらなーと考えています。これからも逢える機会は沢山作っていくからね」
会場拍手

ヒ「今日はクリスマスと言う特別な日…そんな夜にふさわしい曲を沢山用意していますので、最後まで楽しんで行って下さい。
accessも歌っちゃうよ!」
会場タイミングを逃したのか、パラパラと拍手が起こる
ヒ「え…?歌っちゃダメ?(苦笑)」
会場「いいよー!」
ヒ「ホントにー?access歌ってもいいですか!!」
会場「ハーイ!!」
ヒ「じゃあ早速、冬にぴったりの曲を…聴いて下さい」


ヒロが譜面を捲ると、傍らに置かれたペットボトルの水を飲む

そして椅子に座り直すと、静かにバイオリンの音色が響いた




次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ