memo

□スケジュール帳2007年
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1月23日の日記より『動物園物語』

ヒロ、本当にお疲れ様でした(*^-^*)

初めての『ストレートプレイ』の舞台
しかも二人芝居…
正直見に行くまでは、不安の方が大きかったのが事実でした
でも、実際舞台を観劇し、ジェリーの勇姿を目の当たりにし、そんな気持ちで観劇に挑んだ自分をとても恥じました

ヒロ、本当に素晴らしかったです
最高の舞台でした!!


会場に入りまず驚いたのが舞台装置
ステージ上に客席がぐるりと組まれ、その中央にセントラルパークを再現した空間が在る作りになっていました
客席が5列、1列目の足元まで芝生が来ていて、勿論堺も段差も無し
正に「目の前での出来事を覗いている」と言う臨場感がリアルに感じられました
木が6本に古びたベンチ、頭上には木の葉が生い茂り、鳥のさえずりや時折飛行機が飛ぶ音がする…
そんな中、本を手にしたピーターが静かに歩いて来る
そしてベンチに座るとパイプを銜えながら本を開く…

そんなピーターの静かなシーンから、物語は始まりました
ピーターの読んでいる本のタイトルが『bonsai』な事に軽く苦笑しつつ…
暫くピーターの姿を眺めていました


そして辺りを見回しながらジェリーが歩いて来る
「すみません……動物園に行って来ました…」
ジェリーの第一声
呆気に取られるピーター…

でもここから二人の時間、二人の真意のぶつかり合いが始まったのです



ヒロの演技…
本当に惹き込まれました
徐々にピーターに歩み寄る様や、自分の過去を時に雄弁に、そして切なげに語る様…
くるくると移り変わる表情、自分を知って貰おうと必死に語る姿、そしてピーターを知りたいと身を乗り出し彼へと問掛ける姿…
笑い、泣き、滴る汗を拭い、叫び、怒り、そして死に逝く…
シーンによって人が変わったかの様に表現、表情を変えるヒロに、ただただ感嘆…息を飲みながらジェリーの一挙一動に見とれてしまいました

今回、ベンチを横から見られる位置、しかも1列目での観劇でしたが、全てがとても見易いポジションで、ジェリーの動きや表情、ピーターの姿…
そして最後、ピーターの持つナイフに突撃し死に逝くジェリーの表情までリアルに見る事が出来、とても入り込みながら見せて頂きました(*^-^*)
劇中、ジェリーが1m目前まで来るシーンが何度か有りまして…目の前のジェリーに瞳を奪われ、本当に吸い込まれそうになりました
普段の”ヒロ”とは明らかに違う瞳…
正に彼は完全に”ジェリー”でした



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