太陽の力と月の力を使える少年
□新しい学校
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『もう、あれから6年かぁ〜』
和仁は首からかけているペンダントを見てそう呟いていた。
『そろそろ時間かな?』
と言い学校に向かう和仁
学校に着くと
『予想していたよりでかいなぁ笑』
門をくぐると騒がしい声が聞こえてきた
『騒がしいな?祭りでもやってるのかな?行ってみますか』
気になった和仁は騒がしい所へと歩いて向かって行った
しばらく歩くと
広場みたいな所にたどり着き
数十人の生徒達が近くの生徒と話しながら、何かを見ているようだ
『いっぱいいるなぁ何してるんだろ?時間もまだあるし、ちょっと近くに行ってみようかな』
人集まりが気になった和仁は、
携帯端末を取り出し、時間を見てポケットへ直して近くの1人の生徒になんでこんなに人が集まっているのか聞いてみた
『すいません。』
「ん?どうしたんですか?」
『この、集まりはなんですか?祭りでもやってるんですか?』
「いやいや、知らないの?斎場君があの”白石麻衣”さんに告白をするんだよ!!」
『こんな、告白するってなだけでこんなに人が集まる?』
「そりゃそうだよ!!だってあの”白石麻衣”さんに告白する人が現れたんだから!!」
『へぇ〜ってか君の名前は?』
「僕?僕は、遠藤優斗!!よろしく!!」
『よろしくね優斗!!』
『僕は、安藤和仁!!
よろしく!!』
優斗「うん!!よろしく!!」
『もうちょっと近くに行こ!!』
優斗「え?う、うん」
和仁と優斗は生徒の集まりの中に入るのだった。
『すいません。すいません。通してください』
何とか見えるところまで来たけど……
見てみると、数人いて
『告白するのに数人いるんだね?』
優斗「えっとね……金髪の子がいるよね?あの子が齋藤くんその後ろにおる人達は僕もわからないや笑
そしてその前に立っているのが白石麻衣さんその後ろで壁に持たれているのが”橋本奈々未”さんこの2人は学園の中でも本当に人気でね」
和仁はその橋本奈々未を見ると昔、懐かしい思い出の中にいる、大好きな人を思い浮かべていた
そして、白石麻衣の方を見ると昔にいた和仁のお姉さんを思い浮かべていた
『似ているなぁ』
と和仁が呟きながら
2人の姿を見つめていた
すると橋本と目が合う
優斗「どうしたんですか?」
『い、いやなんでもないよ?笑』