長編

□出会いと再開
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「どうしたものかのう」

西岐の西伯侯姫昌が病に倒れ、西岐は姫昌の次男、姫発が武王と名乗り西岐から周という国となった。
が、その直後、殷から襲撃を受けていた。

太公望自信も負傷し姫発と共に囚われ、天化や哪吒も傷をおった状態だ。
その間も、魚の形をした宝貝、花狐貂が民を襲っていた。

周を襲ってきたのは魔家四将と呼ばれる金鰲側の仙人。

「さて…」
「やめろ!これ以上民に手を出すな」
「うるさい。押さえておけ」

魔礼寿が花狐貂を動かそうとレバーを操作した。

が…

「ん?あれ…」
「おい。動いてないぞ」
「…!よく見ろ!」

動かないではなく、動けないのだ。
なんと、花狐貂に鎖が巻き付いているのだ。

「だ、誰だ!」
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