魔法少女リリカルなのは〜白銀の剣士〜

□一話
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朝・高町家



チュンチュンと小鳥の囀りが聞こえ始め出した頃


?の部屋




「ん…朝か……ん〜起きて日課をこなさないと…」


『お早う御座います桜様』

どこからか女性の声が聞こえたが部屋には?しか人影は無い





「あぁおはようアルテナ」

んしょ、と声を上げながら起き上がり机の上に置いてあるネックレスに声を掛け着替え始めた


このネックレスはただのネックレスではなく[デバイス]と言う機械で云わば魔導師の杖である。





「着替え終了…っと」

この子の名は高町桜
綺麗に流れる長い銀髪

銀月を連想される銀眼

人形のような整った顔立ちの将来は絶世の美女確定と思われる少女………では無く性別間違えてるのではないかと思われる少年がこの物語の主人公である。




アルテナ
『桜様どうされました?』

突如落ち込み出した桜に声を掛けるアルテナ。





「……なんか女って言われた気がするだけだ…」

少し落ち込みながら部屋を出て高町家の敷地にある道場へと移動した。





「ふぅ…気分を変えないとな…さて始めるか」
二本の木刀を構え意識を集中しゆっくりと素振りを始め徐々に振る速さを上げて行く。








「今日も早いね〜さくちゃん」

素振りを始め少し経った頃、髪を三つ編みにし眼鏡を掛けた1人の女性が声を掛けてきた





「お早う美由姉。ふっ!まぁ日課だから…ふっ!」

素振りをしながら返事をする。


美由姉と呼ばれたこの女性の名は高町美由希、ここ高町家の長女である。

美由希
「うんお早う、私も日課なんだけどねι」
と苦笑しながらこちらも木刀を二本構え素振りを始める
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