兎の扉
□労働の時間
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無事(?)食事を済まし、俺はくつろぎモードに入っております。
プーチンはコサックダンスを踊り、キレネンコはトイレに座って新聞読んでます。
え?俺?
俺は適当にベッドに寝てる。
だってここ、何にもないんだよなぁ…((
キレネンコ観察してたいんだけどトイレ中だし…
とりあえず部屋を物色してあったのは紙と鉛筆と…
ん?紙と鉛筆…?
お絵描きできるじゃんっ!!
フー、流石俺、天才やわー!
早速書こう!let's お絵描き!
ガチャン
俺が紙に鉛筆を立てたと同時に扉がスライドし、ロウドフが…
「なんで、俺がなんかやろうと思った時に来るかなぁ…」
ロウ「ぶつくさ言うな、さっさと前に来い!ぐぇッ((ドスッ」
ロウドフが俺に怒った時、キレネンコが投げたトイレットペーパーがロウドフの顔面にヒットした。
ロウ「って、テメェ、4番ッ!!」
「フッw…あーハイハイ、さっさと仕事やりまっせ((」
ロウ「…さっき、笑っただろ」
「ん?何のことですか?」
ーーーーーーーーーーーーーー
ガコッ
ロウドフが出したのはバラバラになったマトリョーシカ。
ん?
そういえば…これアニメで見た奴やん…((
今更すぎて自分でも笑えてきた…
ロウ「おい、ニヤニヤすんな気持ち悪い。」
「気持ち悪いとはなんだね君←」
いやいや、自分で自分笑ってただけでーす←
ニヤニヤしてませーん←
言い返すと面倒だし、さっさとマトリョーシカやっちゃうか…
ロウ「まて、699番。お前はこっちだ。」
そう言ったロウドフから渡されたのは布切れと裁縫箱。
「うん、なんか検討ついたけど、一応聞く。
俺はこれで何をすればいいのかな?」
ロウドフはニヤニヤしながら、俺が受け取った布切れを指差した。
ロウ「あぁ、お前にはその布で服を作ってもらう。
女ものの服だから、お前向けの仕事にぴったりだろ?」
「は!?デザインとかわかんないんだけど!!」
ロウ「知るか。さっさとやれ。」
理不尽だ。
さっきのお返しとでも言うように笑うロウドフ。
プー「名無しさん…大丈夫?」
「…ぐぅ…大丈夫…」
腹たつからこそ、時短で作ってやる!!