兎の扉

□食事の時間
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プーチンはコサックダンスを踊って、キレネンコは雑誌を読む…



あぁ、アニメの光景が今目の前に広がっている…




あの後、カンシュコフを尋問すれば、
奴は自分の罪を悪びることなく赤裸々に話し
た。



どうやら、キレネンコに一泡吹かせようと雑誌を盗んだらしい。



とりま、オレに危害が加わったことを謝らせようとしたが…




カンコ「は?なんでお前にあやまんなきゃなんねーの?
    お前が”たまたま”雑誌を取ったからだろ?」






ふざけてやがるぜ←






運よくなのか、キレネンコが投げたプーチンがカンシュコフにタックルをかましたため、
今は何の不満もなく活き活きとした気持ちだ!!


何のためにキレネンコがプーチンを投げたのか知らないけど、まぁいいや←




んで、今に至ると言うわけ…






そしてキレネンコ襲撃事件後…
俺の部屋とプーチン達の部屋をつなぐ壁の穴を塞ぐ工事があったのだが…


キレネンコが
妨害   妨害   妨害!
するため、工事はなくなりました!!ずっとこのまんま!



まぁ、オレ的にはそっちの方がラッキーだから結果オーライ☆




現在、オレはプーチンのコサックダンスを真横で見てます。



いや、だってカンシュコフが俺の部屋で気絶してるから…



それよりも、前々からおもってたことがある。





プーチン、下半身の筋肉どうなってんの!!?



いや、コサックダンスってハマって出来るもんじゃないと思う…





プー「ん?名無しさん?どうしたの?」


オレの視線に今頃気付いたプーチンがダンスをやめた。



「息すら切れてない…」


プー「え?」



「運動神経はいい方なんだね」



プー「え?え?」






ガコッ




「飯の時間だ」


扉の覗き窓が開いた。


その途端、プーチンが物凄い速さでカンシュコフの前に出た。


いや、早すぎ。

カンシュコフが引いてるぞw



てか、オレの部屋のと違うカンシュコフだなー…

え?どこが違うかって?
声だよ、声。


そういや、五匹いるんだった。



じゃあコイツはカンシュコフ2で!




ガシュ




早速、呼び名が決まったところでカンシュコフ2が生魚を出した。


カンコ2「ほら、お前のも」


あ、そっか。カンシュコフはプーチンがタックルしたんだった←


「どうも」



プーチンから皿を受け取る、途端に魚特有の青臭さが鼻に来た。


キレネンコにも魚を渡し、食べようと大口を開けるプーチン。



「あ…これは!」



パチッ!!  ぱちぱちぱちぱちぱち…



食われんまいと必死に尾でプーチンをはたく魚。




「活きがいいねぇ…」



そして、待ってましたよキレちゃま!!



体を起こし、魚の臭いを嗅ぐキレネンコ。


そして…



キレ「…」シュン…




可愛すぎかよっ!!!!!!




耳が…耳がシュンって…
これを自らのお目目でみれるとか…もう最っ高!!




え?そんなことよりオレはどうするかって?

うーん…



夢小説の主人公ちゃんたちのようにキレネンコに助けてもらうか
食べないって手もあるけど…




よし決めた!
キレネンコがカンシュコフぼこってる間に名無しさんちゃんのお料理タイムしよ!








期待はしないでね★
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