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□公園の怪談?!
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後日
事務所に来ていた綾子とジョンに、麻衣とぼーさんは公園の事件の話をしていた。
瑠雨は報告書を作ったりするために資料室でお仕事中。
「今回は麻衣のお手柄ってとこかな。瑠雨も、麻衣浄霊の才能あるよ!って言ってたしな』
とぼーさんに誉められるが素直に受け入れられない麻衣。
麻衣は、結局相手の男はなにも知らないままで、あんなにひどいことをしても何の罰も受けないのはズルいと思っていたようだった。
しかしぼーさんに「因果応報っていうのがあるから、今すぐでなくてもそのうちしっぺ返しがくる」と坊主のようなことを言われたり
ジョンに「その女の人にも麻衣さんの優しい気持ち通じてはりますやろ」
綾子に「そーよ、本人が納得して成仏したんだからいいじゃない」
と言われ色々言い合いが始まる。
そんな時真砂子が
「ナルはいます?」とやってくる。
今日はお茶のお誘いらしい。
行くわけないと思っているメンバーも、すでに何度か映画やコンサートに一緒に行っていることが発覚し、驚きを隠せない。
その騒ぎを聞き、ナルが怒りながら所長室から出てくる。
真砂子が来ているのを見て
「…麻衣、僕はちょっと出てくる」
と言うナルに
「でしたら、おともしますわよ」
と言う真砂子。
「けっこうです。ごゆっくり」
とナルに言われるが、ナルの腕をとりながら
「ごいっしょさせてくださいませ」
と笑顔で言う真砂子に、溜息をつき無言で出て行くナル。
そんな光景を目の当たりにして、メンバーは、ナルは真砂子に弱みを握られているのではないかという話になる。
そもそもナルはここの所長なのか
オーナーはいないのか
パトロンがいるのではないか(ジョン談)
後援者がいて、それが真砂子の父親ではないか
実はナルはおぼっちゃま
色々な考えが浮上するが、結論は出ない。
煮詰まったところで、みんなは出かけることにしたらしい。
ぼーさんがロリコンや、綾子は相手もいないなどとやり取りが繰り広げられ、その後麻衣から
「いってきます」
と一言あって、事務所が静かになる。
静かになった事務所で、瑠雨とリンはのんびり仕事をしている。
瑠雨は伸びをし
『うーーーん。
…コウ、お茶でもしない?
今日来るとき、甘さ控えめのマフィン買ってきたんだ。…どう?』
そう言うと、リンは
「いいですね。
静かになったことだし、のんびりできますしね」
と言ってくれたので、瑠雨は嬉しそうに
『じゃあ、私お茶入れてくるね!』
と資料室を出て行こうとすると、リンも
「手伝います」
と一緒に部屋を出て行く。
みんな笑顔で毎日を過ごせるのって幸せだなぁと改めて感じる。
そんな日だった。