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□悪霊がいっぱい!?
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事件も終わり、瑠雨はナルとリンと一緒に渋谷にある事務所で仕事をしていた。



ナルとリンと自分の分のお茶を入れ、事件の報告書を書いていた。


英語が苦手だと話すと、とりあえずは日本語で良いとお許しをもらったので、お言葉に甘えて日本語でやらせてもらっている。









今までではあり得なかったことが、ここ数日間で繰り広げられた。







(次の依頼って、なんだったっけ…)

そんなことを考えながらパソコンをいじっていると、所長室の少し開いているドアから声がした。



「うちの事務所でバイトをしないか?

こないだまでいた子がやめたんで」

と。きっと麻衣を誘っているのだろう。

私がきたことで、物語がかわったら嫌だと思っていたが、麻衣はきちんとSPRでバイトが出来るようだ。

(よかった)




そう思い、所長室から出てきたナルに

『私、バイトやめてないですけど??』

と言いながらお茶を出すと

「うるさい」

と言われた。



麻衣は明後日から事務所に来るらしい。


また明後日からにぎやかな日々になる。


そう思うとこの先が楽しみで仕方なかった。


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