Story 2

□きっと
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ダヒョン side


「やっと旅行に行けるー!」


そうやってはしゃぐわたしに


「期待しててね!」


笑かけてくれるモモおんに


旅行先が日本のどこなのか


何をするのか知らないまま


旅行の日を迎えた


「どこに行くの?」


気になって聞いてみる


「んんー、まぁいっか!
モモの育った場所!」


少し考えて照れながら


そう言ったモモおんに


モモおんにの育った場所に


行けるなんてそんな嬉しいことはない


「そんな面白いところでもないんやけど
短期間でモモが案内できるってなったら
そこしか思いつかんくて。」


そう言うモモおんにに素直に


嬉しいことを伝える


楽しみなのは変わらないけど


一段と楽しみになった


そんなワクワクした気持ちを抱えて


モモおんにの生まれ育った街に着く


「何もないところやけど」


そう言うモモおんにと少し散歩する


ここが小学校、ここがよく遊んでた公園


そんな説明をしてくれるモモおんに


「サナおんにやミナおんにとは
住んでるところは近いんですか?」


そう質問したわたしに


「そんな近くもないよ。
今はその二人の話はいいの!」


ムッとしてわたしの手を


ぎゅっと繋いで歩き出すモモおんに


冷たい風が吹いて少し前を歩く


モモおんにの耳が赤いことに気づく


わたしだけが知っていることに


嬉しくなってモモおんにの前で


立ち止まり振り返る


「こんな素敵な場所に
連れてきてくれてありがとう!」


そう言って抱きついた


二人の顔が赤いのは


きっと冬の寒さのせいだ





END




遅くなってしまいすいません!
なかなかわたしの中でうまく話が
まとまらなかったです。。
思っていた内容と違っていたら
申し訳ないです。
豆腐さん、リクエストありがとうございました!
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